家族信託とは

家族信託のしくみ

最近話題の家族信託について、簡単に説明します。終活の1つのスキームとして、遺言、任意後見契約では対応できないことカバーできる点が注目されています。

家族信託を活用するメリットは様々ありますが、それは別の機会にお伝えするということで、ここでは仕組みついて簡単に説明します。

家族信託とは家族間で財産の信託契約を結ぶということです。信託契約とは「信じて託す」契約を結ぶということです。

基本的なパターンとして、父親の財産を息子に信託するとします。委託者(託す人)は父親、受託者(託される人)は息子、受益者(託した財産からの利益を受ける人)は父親となります。

分かりやすく例えると、父親の持っているアパート(信託財産)を息子に渡します(所有権を移転します)。息子は信託契約の内容に従い運用管理し、家賃収入を父親に渡す。契約内容に処分権も含めてあれば、儲かる(イコール父親の利益なる)と判断すればそのアパートを売ることもできるわけです。

また、下の図のように受益者を第三者(例えば母親)にすることも可能です。

さらに、母親の次(死亡後)の受益者(例えば孫)を指定することもできます。また、所有権を譲るのは不安だという場合の手当てとして、委託者が契約に添って、ちゃんと信託財産を管理しているか(私用に流用していないかなど)をチェックする信託監督人を置くことも可能です。


信託契約書

ここでは、本当に家族信託の基本的なパターンをご紹介しましたが、信託契約の内容によって、様々な仕組みを構築することができます。

信託契約については契約書を作成することとなります。この契約書は公正証書でなくてはならないことはありませんが、後々のトラブルを未然に防ぐためにも公正証書にすべきです。

私が行政書士の今村です。

今村和宏行政書士事務所 076-249-9451(9:00から19:00土日祝日を除く) お気軽にお問い合わせください。